ナカムラテツオのヒトリゴト


by fullnelson65
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28

<   2005年 02月 ( 3 )   > この月の画像一覧

鞄屋の娘

昨日は、仕事終えてから妻と待ち合わせ。
彼女が、デビュー作「鞄屋の娘」を書くきっかけとなった、
須田帆布さんの個展にお邪魔した。

妻が使っていた鞄を譲り受け、すでに愛用しているのだが、
そのシンプルなデザインと使い勝手の良さでとても気に入っている。
鞄とのめぐり合わせというのは、難しいもので
本当に愛着が湧くものは、中々見つからないものだ。
彼女と須田さんの鞄との出会いもそうなのだろう。
彼女が店頭に並んでいた須田さんの鞄を手に取らなかったら、
この小説は生まれていなかったのかも知れない、と考えると
人や物との出会いはホント不思議だ。

初めてお会いした須田さんはとても気さくで素敵な人だった。
まさに須田さんが作られている、鞄のような印象。
今更ながら、作品は作った人間を写す鏡だなぁ、と須田さんにお会いして思った。
それにしても、職人てかっこ良いなぁ。
本当に、このような歳の重ね方ができたらなぁと思う。
現在、娘さんと一緒にお仕事をしているそうで、
本物の「鞄屋の娘」にもお会いすることができ、妻も喜んでいた。
帰りがけに須田さんが、結婚祝いにと、新作の鞄をプレゼントして下さった。
思いがけない贈り物に大興奮の私。
大切に使わせて頂きます。

その後、神楽坂のおでん屋に立ち寄り、焼酎お湯割りで夫婦雑談。
色んな話をして行くうちに、私ら何て真面目な夫婦なんだろう、と言う結論に至り、
お開き。
家路に向かった。
[PR]
by fullnelson65 | 2005-02-27 15:06 | 日々雑言

風邪っぴき


本格的に風邪をひいたらしい。
頭が重く、ボーッとしている。どうやら長引きそうな気配。
仕事を終えて帰宅し、娘と二人きりの夕食。
一昨日、私が作ったカレーを娘がドリアにアレンジし、これがかなり良い出来。
食後に買って来てもらった薬を飲み、早めの就寝。

朝方、奥さんが上機嫌で帰宅。
日比康造くんのライブが横浜であり、そのまま朝までコース。
康造くんのライブの出来が相当良かったらしい。とっても嬉しそうに報告してくれた。
ホントに嬉しかったのだろう、久しぶりに楽しい時間を過ごせたみたいで、良かった。

その後、奥さんが寝入ったあと、自分も2時間程睡眠をとってから、仕事のため起床。
しかし、身体の調子が悪い時は何もやる気が起きないなぁ。
全て、惰性で動いてしまう自分に居心地の悪さを感じながら、出勤準備。
今日の上映作品はバルタバスの『シャーマン』。
[PR]
by fullnelson65 | 2005-02-26 09:24 | 日々雑言

僕は怖くない

c0042451_19381670.jpg
昨日、イタリア映画「僕は怖くない」を観た。。。というか、すごい怖かったよ、この映画。
一緒に観ていたウチの奥さんは、ずっと「怖いよー、夢に見るよ」と顔を歪めてました。

物語はイタリア南部の片田舎。
見渡す限り、黄金色の麦畑と青い空。
わずか数家族の集落。
集落の一人の子供が、廃墟の片隅に掘られた穴の中で、
監禁されている男の子を見つけてしまう。
どうやら集落の大人たちが関係していることがわかるが、何も言う事ができず、
次第に監禁されている男の子と友好を深めていく。。。

話の展開もとても上手く、引き込まれるが、それよりも何よりも、
監禁されている男の子の状況と心情が痛い。
暗い穴の中に鎖でつながれて、目も開けられなくなり、
自分はもう死んだものと思い込んでいる。
例え誰かに助けられたとしても、一生その傷は癒えないんだろうな。
想像するだけで、胃のあたりがキリキリする。
穴の外側の壮大な自然や主人公の男の子との親交が深まるほど、
そのどうにもできない状況との対比が際立ち、恐ろしい。
そういう手法はイタリア映画の伝統なんでしょうか?
恐怖映画の大御所、ダリオアンジェルトなんかも美しい映像と、
どうにもできない状況の対比とか昔からやっていますが。

この映画、子供の勇気や友情物語という側面で語られることが多いみたいですが、
こりゃ立派な恐怖映画です。
[PR]
by fullnelson65 | 2005-02-05 16:05 | 映画