ナカムラテツオのヒトリゴト


by fullnelson65
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ミュージシャン、南方より来る

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本日の犬山レコーディング。
沖縄から、二人のアーティストに参加して頂いた。
まずは、八重山民謡の旗手と言われている、新良幸人さん。
「ニャースのうた」に、三線にて色を付けてもらう。
演奏の前に、まずはシャンパンで乾杯。
そして、持参の「山崎」と「三線」を手に、
マイクの前にスタンバイ。
うん、「山崎」ってとこが良いな。
スタジオ内はすでに沖縄ワールド。

三線に対する、自分なりのイメージは持っていたのだが、
新良さんのプレイは、かなりモダン。
ロックやジャズのフレーズも、どんどん飛び出してくる。
何回かのリハーサルの後、スタート。
1テイクでも充分にかっこ良かったのだが、
オレがもう少し聴きたいという事もあり、別に2テイク程、お願いした。

そして、2曲目。
今回楽曲を提供していただいた、下地勇さん。
宮古島の方言だけで唄い続けている人だ。
他に聴いた事の無い様な世界を、展開している。

今回は自作曲に、コーラスとして、参加して頂いた。
まず、作者、下地さんに、オレがアレンジした曲を聴いてもらう。
緊張の一瞬。。。
「完璧です」との言葉を頂き、ホッと胸を撫で下ろす。
そして一通り、予定の箇所をすんなりと終えた後、
新良さんから、「最後のリフレインにハモリを入れては?」との提案。
早速、合わせてもらい、聴いてみる。
面白い。
そこを、もう少し発展させて、フェイクっぽい感じで、好きにやってもらった。
段々と、下地さんの持ち味が現れて、本人がノッテくると、
今まで聴いた事のない、リズム、ウネリ、そして宮古の言葉が飛び出してきた。
何だろ?ものすごくプリミティブな感じだ。
アフリカ? アイルランド? 宮古?
やはり、ミとシが半音下がりの、
いわゆる琉球音階がベーシックになっているようだが。
大雑把に言うと、インドネシアのバリ島とか、ベトナム、ビルマの民謡に近いのかな?

あまりにも素晴らしく、自分がもっと聴きたかったので、
結局、7テイクも頂いてしまった。
無理を言って、すみませんでした。
使うのが、その中の一つだけというのも、とても勿体無い話だが、仕方がない。
そして、下地さんも、やり切った感じで、終了。

休憩をはさみ、再び、新良さん登場。
「かすかなしるし」にコーラスを入れて頂く。
数回のテイクで、すんなりOK。
魅惑の低音で、新たな解釈を取り入れて頂いた。

ダビング終了、午前2時42分。

いやぁ、楽しかったな。
もちろん、二人ともミュージシャンとしても、素晴らしいのだが、
その人間性も魅力なんだな。

やはり、音楽=人ですな。

とても良い雰囲気で、また貴重な体験ができた。
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by fullnelson65 | 2007-01-28 06:42 | 日々雑言