ナカムラテツオのヒトリゴト


by fullnelson65
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今日は映写マン

5/1日曜日。
急遽決まった、ゴダールの新作上映が午前中からあり、
朝からゴダールかぁ、と思いながらも仕事に向かう。
到着した時にはすでに長蛇の列。
日本人て、ゴダール好きが多いんだなぁ。

問題なく無事上映終了。

次はジャンギャバンの戦前の映画『愛慾』。
開場まで後、約一時間。しかも今度は16mmだ。
映写機を2台セットして、フィルムにチェンジ用の銀紙を張り、
画角を合わせる。
と、ここでトラブル発生。
片方の映写機のノイズが、かなりでかい。
色々と試したが改善されず、荒技ではあったのだがコンプリミッターを使う事にする。
コンプとは音量のピークを押さえる機械で、使い方によりノイズのような耳障りな小さな音を
カットすることができる。しかし映画では使った事が無いし、ちょっと冒険だ。
ただでさえ、色々な事にコダワリをもった客層だけに。。。
少し考えたが、時間が刻々と過ぎていく中、決断。
音調整の為、会場と映写室の行き来を繰り返し、何とかギリギリ間に合った。

上映開始。
古いプリントの為、上映中も細かな微調整をしながら、無事終了。

休む暇もなく、次の準備に取りかかる。後、一時間。
次もジャンギャバンの『獣人』。今度は35mmだ。
プリント到着がギリギリだった為、まだノーチェック状態、しかも8巻もある。
さぁ、大変だ。と、言うところで弟子一号の結城くん登場。
『途中までやっとくので、飯食いに行って下さいよ』とのありがたいお言葉。
遠慮なく、『なか卵』に走った。
戻ってくると、『2巻目までやっときましたから』とのこと。
ありがたい。これでなんとかなりそうだ。
時間になり、上映開始。
さぁ、3巻目以降チェックするかと見てみると、青くなった。
リールが異常に短いのだ。
これだと1巻、15分あるかないか。
巻き戻してチェックして、また巻き戻して。。。多分ギリギリだ。
だがとにかくやるしかない。上映は始まってしまっている。
3巻目チェックをし、4巻目を巻き戻しているところで、また問題発生。
古いプリントでは、たまにあるのだが、きれいに巻き取れずに太巻きになってしまった。
これでは、映写機にセットすることができない。
再度、巻き戻して何とか、ギリギリ間に合った。
だが、次の巻をチェックしている時間はない。予定変更。
マニュアル、目測で画面を繋ぐ事にする。
通常はフィルムのお尻の方に印を付けて、それを合図に映写機をチェンジして
画面を繋いでいくのだが、印を付ける時間もない今、勘で繋いで行くしかない。
まぁ、何とかなるだろう。
5、6、7巻と無事に繋ぎ、残すところ最後の8巻目。
気の緩みが出てしまったのだろう、ここで大失敗をした。
7巻目がそろそろ終わりに来たので最後の繋ぎのスタンバイをした。
何か胸騒ぎがして8巻目のセット状況をチェック。
やってしまった。
プリントを左右逆にセットしてしまっていた。8巻目だけ元々の巻きが逆だったのだ。
気が付いたところで、残り30秒もない。
どうしようもなく、映写機をストップ。。。。
1分で巻き直し、再度上映スタート。
大失態だ。
どんな状況でも前準備はしっかりしておかなくてはならないと、深く反省。
関係各位の皆様に御迷惑をおかけした。申し訳ありません。

だが、仕事はまだ続く。
上映後、フランスからの評論家、バイーニ氏の講演会。
映画の抜粋を講演の為に上映した。
全て終了、21時30分。

急いでチャリンコで帰宅。
待っていてくれた、家族とおそい夕食。
食後、気を失う様に就寝。
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by fullnelson65 | 2005-05-02 09:55 | 日々雑言